それでは、勤務が始まって入社間もない右も左もわからないキツイ時期を乗り越えるにはどうしたら良いのでしょうか?職場がキツク感じる理由は主に「仕事がわからないこと」と仕事ができないことを理由として「同僚に厳しい態度を取られる事」の2つです。未経験の業界に入れば、どの業界でもありうる事でしょうが、ビルメンは巡回以外のほとんどが待機であり、常駐であれば一日中監視室や防災センターに缶詰状態になっている仕事であり、工場のように一人で黙々と作業を続けるような事は無いので、その対人関係もあってキツク感じる時間が非常に長いのです。
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この難局を乗り切るには、この2つの「仕事がわからないこと」「同僚に厳しい態度を取られる事」仕事をキツク感じる理由を回避するにはどうすればいいのか考えれば対処することは可能です。
とにかく積極的に
対処としてはあらゆる場面で「積極的」に動くことです。具体的には、仕事の流れや暗記しなくてはいけない部分はすぐにメモを取りましょう。メモでは覚えることが多い事で後から見た時にわからなくなってしまうので、スマホで写真を撮って取った画像に文字を書き込んでわかりやすく覚えられるようにしてもいいでしょう。1日でも1時間でも早く仕事を覚えてしまうくらいの意気込みで仕事に臨むことです。
そして、同僚にやる気を見せる事も大切です。指示されるまでボケっとしていてはすぐに先輩方に睨まれてしまいます。時間が余るようなら、詰所のどこにどんな道具があるか、どこにどんな資料があるかなど、掃除や道具の整理整頓をするなど余った時間でも積極的に学ぶ姿勢をアピールすることが大事です。
大規模施設はどこにどんな部屋と設備があるのかを覚えることが大変なので、余った時間に見て回って良いか許可を取り、建築物の部屋と設備の位置関係はできるだけ早く覚えてしまいましょう。何度か一緒に巡回したのにまだ位置関係すら覚えていないのかと、先輩に思われることは避けたいところです。
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ビルメンはコミュニケーション能力も非常に大事です。同じ詰所に1日一緒にいる訳ですから、黙っていては気まずい時間がより多くなって人間関係にも悪影響を及ぼします。新人で入社したら積極的に話しかけ、ミスや失敗をしてしまった時はフォローしてくれるように仲の良い同僚が居れば精神的に救われます。
間違っても職場でそれなりの影響のある先輩同僚と不仲になることは避けてください。1日一緒にいる時間が長いだけに、早々に仕事場で居場所が無くなります。そうならないためにも明るく積極的にコミュニケーションを取るよう心がけましょう。
ビルメン志望で入社して来る新人の方はどちらかというと控えめな方が多いので、コミュニケーションの部分には特に気を使った方が無難です。次ページに続きます。
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